2026年版、総務・経理のおすすめ本ランキング20

総務・経理の本は種類が多くて、どれを買えばいいのか迷いますよね。

本屋に行くと実用書の総務・経理本コーナーを必ず訪れます。本屋の規模によっては、数冊しかなかったり全くなかったりしますよね。

そこで今回は、当サイトで紹介して反響が多かった本や、同僚の総務・経理社員が持っている本を中心に20冊を集めました。

紹介する順番は、業務ごとに並んでいます。全体像をつかむ本、社会保険・労務の本、給与計算の本、経理・税務の本、という順番です。

総務・経理の実用書が並んだ本棚
Amazonに会社(法人)向けがあるのをご存知ですか?

会社宛に請求書が届くAmazonビジネスなら、会社で使う本も事務用品も色々買えて便利です。「Amazonビジネスのメリットとデメリット」で詳しく解説しています。

タップできるもくじ

総務・経理の本を選ぶ基準は、「担当範囲」など3つ

いきなり20冊並べられても選べないと思うので、先に選び方から説明します。

総務・経理の本は「全体をざっと見せる入門書」と「特定の手続きを深く扱う実務書」に分かれます。この2つを混ぜて買うと、書いてあることが、かぶって無駄になりがちです。

基準1:いま担当している業務から選ぶ

一番大事なのがこれだと思います。

異動してきたばかりで何を任されるかも分からない時期なら、まずは全体像がわかる本を1冊。逆に「今月から社会保険の手続きを引き継ぐ」と決まっているなら、入門書より社会保険の実務書を買ったほうが早いです。

ちなみに、総務・経理は会社によって担当範囲が全然違います。給与計算まで総務がやる会社もあれば、総務が全部やる会社もありますよね。書店の分類ではなく、自分の会社の業務分担で選んだ方がいいと思います。

基準2:改訂が続いているシリーズを選ぶ

総務・経理の本は制度が変わると内容が古くなります。インボイス、電子帳簿保存法、育児・介護休業法あたりは、ここ数年で何度も変わりました。

なので、改訂版・増補版が定期的に出ているシリーズかどうかを見ておくと安心です。改訂が続いている本は、それだけ売れていて、出版社が手を入れ続けているということでもあります。

税務ハンドブックのように「令和8年度版」と年度が入っている本は、買うときに最新年度かどうかを必ず確認してください。書店の棚に前年度版が残っていることもあるので注意です。

基準3:手続き系は「様式の記入例」が載っているか

社会保険や労働保険の本を買うときは、実際の様式の記入例が載っているかを確認したほうがいいです。

というのも、制度の説明だけ読んでも、いざ用紙を前にすると手が止まるからです。どの欄に何を書くか、訂正が必要な時はどうするか。そこまで書いてあれば、いざという時に助かります。

当サイトでも主要な書類の記入例を記事にしています。本と併用してもらえれば分かりやすいと思います。

おすすめの総務・経理の本20冊一覧表

先に全体を一覧にしておきます。気になるものがあれば、リンクになっているのでクリックして下の解説まで飛んでください。

目的書名こんな人に
全体像をつかむ1. 小さな会社の経理・人事・総務がぜんぶ自分でできる本異動・着任1年目
2. 図解即戦力 小さな会社の経理・人事・総務の仕事がこれ1冊でしっかりわかる本図解で流れを見たい
3. ひとりでできる 人事・経理・労務の仕事が全部できる本ひとり総務・ひとり経理
4. 小さい会社の総務・人事・経理の仕事がわかる本小規模会社の担当者・社長
社会保険・労務5. 小さな会社の社会保険・労働保険の手続きがぜんぶ自分できる本手続きを引き継いだ人
6. 総務部の教科書【基礎編】総務の仕事を体系的に知りたい
7. 改訂3版 総務担当者のための産休・育休の実務がわかる本産休・育休の担当
8. 総務・人事の安心知識 ハラスメントとメンタルヘルス対策相談窓口・体制づくり
給与計算・年末調整9. 小さな会社の給与計算・年末調整の手続きがぜんぶ自分でできる本給与計算を任された人
10. 人事・労務担当者のためのExcel&Wordマニュアル名簿・帳票づくりに時間がかかる人
経理・税務11. この1冊ですべてわかる 経理業務の基本経理の年間業務を把握したい
12. 勘定科目と仕訳の事典 第2版仕訳で毎回迷う人
13. 令和8年度版 税務ハンドブック税率・期限をすぐ引きたい
14. 令和7年版 会社の税金実務必携会社の税金を調べる担当
15. 資金繰りの不安がなくなる最高の方法資金繰りも見ている人
一歩先へ16. マンガでやさしくわかる総務の仕事活字が苦手・最初の1冊
17. 経理×AI入門経理の効率化を考えている
18. 図解 労務入門 100のツボ労務を理論から学びたい
19. 図解 採用入門 100のツボ採用も担当している
20. 社員がよろこぶ会社のルール・規定集101規程を作る・見直す

異動・着任1年目にまず読む|全体像がわかる本

まずは全体像をつかむ本からです。この4冊はどれも「総務/経理/人事を1人か2人で回している会社」を想定して書かれています。

この中から1冊選べば十分です。何冊も買うと内容がかぶります。

1. 小さな会社の経理・人事・総務がぜんぶ自分でできる本

\最大5.5%ポイントアップ!/
Amazon
\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場

総務経理の大きな作業の流れが一通り書いてある本で、とても分かりやすいと思います。タイトル通り、これを読めば一通りの業務はできますね。

この本の強みは改訂がしっかり続いていることです。今の版はインボイスと改正電子帳簿保存法に対応した増補改訂版になっています。制度が変わるたびに手が入っているので、古い情報のまま覚えてしまう心配が少ないです。

迷ったらこれ、という位置づけの1冊だと思います。当サイトで紹介したときも一番反響がありました。一冊あって損はないと思います。

2. 図解即戦力 小さな会社の経理・人事・総務の仕事がこれ1冊でしっかりわかる本

\最大5.5%ポイントアップ!/
Amazon
\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場

いわゆる入門書です。日単位・月単位の仕事がわかりやすく紹介されています。

「図解即戦力」シリーズなので、文章より図と表で流れを追いたい人に向いています。カラーで見やすいのも、初めて実務をする人にはありがたいところですね。

会社の資産管理や登記事項証明書の入手方法など、他の入門書ではあまり触れられない実用的な項目が入っているのが特徴です。1番の本と迷ったら、書店で図の多さを見比べて決めるのがいいと思います。

3. ひとりでできる 必要なことがパッとわかる 人事・経理・労務の仕事が全部できる本

一年目の新人担当を例にとって進んでいく本です。人事経理をとりまく個人情報などの取り扱いにも触れています。

タイトルに「ひとりでできる」とある通り、相談できる先輩がいない環境を想定した作りになっています。ひとり総務・ひとり経理の方には読みやすいと思います。

ただ、発行が2019年で、この20冊の中では古いほうです。制度が変わった部分は最新の情報で補う前提で読んでください。全体の流れをつかむ用途なら、今でも十分に使えると思います。

4. 小さい会社の総務・人事・経理の仕事がわかる本

この本も総務経理人事などの事務担当者に必要な知識が盛り込まれている本です。

担当者だけでなく、小規模の会社の社長が一通り把握しておく用途にも向いていると思います。「うちの会社、この手続きやってたっけ?」を確認するのに使えますね。

創業して間もない会社や、これまで税理士さんに任せきりだった会社で、社内に事務担当を置くことになった。そういう場面で社長と担当者が一緒に読むのに向いている印象です。

社会保険・労務の手続きで迷ったときの本

ここからは業務別です。まずは社会保険・労働保険と、労務の分野から。

この分野は手続きの期限が決まっているものが多いので、迷っている時間があまりありません。手元に置いて引ける本があると安心です。

5. 小さな会社の社会保険・労働保険の手続きがぜんぶ自分できる本

手続き別・事例別に書類のサンプルが多い上に、訂正方法などもていねいに書いてあって、いい一冊だと思います。

さきほどの基準の様式の記入例が載っているかを満たしている本です。入社・退社、労災、育休といった場面ごとに、どの用紙を出すのかがまとまっています。

社会保険の手続きを引き継いだばかりの方には、入門書より先にこちらを買ったほうが早いかもしれません。1番の本と同じシリーズなので、並べて置いても違和感がないです。

2024年8月28日に「増補改訂 社会保険・労働保険の手続きがぜんぶ自分でできる本」が出ています。これから買うなら増補改訂版のほうを選んでください。

6. 総務部の教科書【基礎編】

\最大5.5%ポイントアップ!/
Amazon
\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場

20年以上の経験を持つ現役総務部員が書いた入門書です。「総務部マスターシリーズ」の基礎編にあたります。

出版社の本とは違って、現場の人が自分の言葉で書いているタイプの本ですね。総務の仕事を体系立てて整理したい人に向いていると思います。

Kindleで手軽に読めるので、通勤中に少しずつ読むような使い方もできます。まず総務という仕事の輪郭をつかみたい、というときの1冊です。

7. 改訂3版 総務担当者のための産休・育休の実務がわかる本

\最大5.5%ポイントアップ!/
Amazon
\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場

産休や育休など、古い経理事務担当者では知らないことも多い内容ですが、最近の動向も踏まえて書いてあるわかりやすい本です。

この手の産休・育休関連の本は少ないので、手元にあると安心します。しかも改訂3版まで出ているのが心強いところです。育児・介護休業法はここ数年で何度も改正されているので、改訂が続いている本を選ぶ意味が大きい分野ですね。

産休・育休は、担当者が経験する回数がそう多くないわりに、手続きの数と期限が多い分野です。年に1〜2件しか発生しないと、前回どうやったか忘れてしまいますよね。1冊置いておく価値があると思います。

8. 総務・人事の安心知識 ハラスメントとメンタルヘルス対策

ハラスメントとメンタルヘルスに絞った1冊です。

この分野は、手続きのように「この用紙を出せば終わり」とはいかないところが難しいです。相談窓口をどう作るか、相談を受けたときにどう動くか、といった体制づくりの話が中心になります。

Audible版があるので、耳で聞けるのもこの本の特徴です。就業規則やハラスメント防止規程を作ることになった、相談窓口の担当になった、というタイミングで読むといいと思います。

給与計算・年末調整の実務に使う本

給与計算は毎月あるうえに、間違えると社員に直接影響が出る業務です。年末調整は年1回なので、毎年やり方を思い出すところから始まりますよね。

9. 小さな会社の給与計算・年末調整の手続きがぜんぶ自分でできる本

給与計算と年末調整に絞った、知識ゼロからでも読める本です。1番・5番と同じシリーズになります。

給与計算は、社会保険料・雇用保険料・所得税・住民税と、性質の違う控除が並ぶところでつまずきやすいです。この本はその一つひとつを順番に追える構成になっています。

ただ、税額表や保険料率は改正や料率改定で変わります。本に載っている数字をそのまま使わず、考え方を学ぶ本として読んで、数字は国税庁や協会けんぽの最新のものを確認してください。この点は給与計算の本すべてに言えることです。

2024年5月31日に「増補改訂 給与計算・年末調整の手続きがぜんぶ自分でできる本」が出ています。これから買うなら増補改訂版のほうを選んでください。

10. 人事・労務担当者のためのExcel&Wordマニュアル

\最大5.5%ポイントアップ!/
Amazon
\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場

これは制度の本ではなく、人事・労務の仕事でExcelとWordをどう使うかという本です。

総務・経理の仕事って、制度そのものより名簿づくりや帳票づくりに時間を取られることが多いですよね。社員名簿、勤怠の集計、通知文の雛形。このあたりを効率化できると、かなり楽になります。

制度の本を何冊も買うより、こういう本を1冊入れておくほうが時間の節約になるケースもあると思います。給与計算を任された方が、集計作業で毎月残業しているなら検討する価値があります。

経理・税務の実務に使う本

ここからは経理・税務です。総務と経理を兼務している方も多いと思うので、まとめておきます。

経理の本は「通して読む本」と「引く本」を分けて考えるのがコツだと思います。11番は通して読む本、12〜14番は引く本ですね。

11. この1冊ですべてわかる 経理業務の基本

日本実業出版社
¥2,200 (2026/08/03 20:26時点 | Amazon調べ)
\最大5.5%ポイントアップ!/
Amazon
\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場

経理業務の全体像を1冊で押さえる本です。日次・月次・年次と、経理の仕事は周期で回るので、その1年の流れをつかむのに向いています。

経理に異動してきた方が最初に読む1冊として、また総務担当が経理も見ることになった、という場面にも合うと思います。

この本を通して読んでおくと、「今月は何をする月か」が頭に入ります。そのうえで、日々の仕訳で迷ったときに次の12番を引く、という組み合わせがいいと思います。

12. 豊富な仕訳例で世界一使いやすい!勘定科目と仕訳の事典 第2版

\最大5.5%ポイントアップ!/
Amazon
\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場

タイトルの通り、勘定科目と仕訳を引くための事典です。第2版が出ています。

経理をやっていて一番多い困りごとって、「これ、どの科目で処理するんだっけ」だと思うんです。前任者がどうしていたか分からない支出が出てくると、そこで止まりますよね。

そういうときに引ける本が机にあると、調べる時間がかなり減ります。通して読む本ではないので、置き場所を決めて、迷ったら開くという使い方になります。

13. 令和8年度版 税務ハンドブック

著:杉田 宗久
¥2,200 (2026/08/03 20:26時点 | Amazon調べ)
\最大5.5%ポイントアップ!/
Amazon
\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場

毎年出ている税務のハンドブックです。税率、控除額、提出期限といった数字を引くための本ですね。

この手の年度版は、必ず最新年度のものを買ってください。前年度版が書店に残っていることがありますし、ネットで買うときも古い年度版が並んでいることがあります。

持ち歩けるサイズなので、税務署や金融機関に行くときに鞄に入れておくと役に立つ場面があります。毎年買い替える前提の本なので、そのつもりで。

14. 令和7年版 会社の税金実務必携

清文社
¥3,850 (2026/08/03 20:26時点 | Amazon調べ)
\最大5.5%ポイントアップ!/
Amazon
\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場

会社の税金を業務別に整理した実務書です。清文社から毎年出ているシリーズで、今は令和7年版が最新です。

13番のハンドブックが「数字を引く本」だとすると、こちらは「処理の考え方を確認する本」という位置づけです。図解と業務別の構成なので、担当している業務のところだけ読む使い方ができます。

顧問税理士がいる会社でも、社内で一次判断をする場面はありますよね。そういうときに手元にあると相談もしやすくなると思います。

15. 資金繰りの不安がなくなる最高の方法

著:近藤 学
¥770 (2026/08/03 20:26時点 | Amazon調べ)
\最大5.5%ポイントアップ!/
Amazon
\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場

経理の実務書というより、資金繰りをテーマにした本です。

小さい会社だと、経理担当が支払いのスケジュールも見ていることが多いと思います。売掛金の入金と買掛金の支払いのタイミングがずれると、帳簿上は黒字でも現金が足りなくなりますよね。

仕訳や決算の本とは別の視点が入る1冊です。経理の全体像がある程度分かってきた段階で読むと、日々の処理の意味がつながってくると思います。

一歩先へ|AI・採用・規程・マンガで学ぶ

最後は、必須ではないけれど持っていると視野が広がる本です。

16. マンガでやさしくわかる総務の仕事

著:豊田健一, 著:青木健生, 著:島津蓮
¥1,617 (2026/08/03 20:25時点 | Amazon調べ)
\最大5.5%ポイントアップ!/
Amazon
\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場

マンガで総務の仕事を紹介する本です。

実用書を読むのが苦手な方や、総務に配属されたばかりで全体像もまだ見えないという方の最初の1冊に向いていると思います。マンガなので、通勤中でも読み進められますね。

細かい手続きの手順までは載っていないので、これ1冊で実務をこなすというより、仕事のイメージをつかむ本という位置づけです。

17. 経理×AI入門

著:松岡俊
¥2,587 (2026/08/03 20:26時点 | Amazon調べ)
\最大5.5%ポイントアップ!/
Amazon
\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場

この本に書いてある内容は、中小企業にはハードルが高いように思えるけど、人がいない・足りない中小企業だからこそ価値がある本だと思います。

経理の仕事は、判断が要るところと要らないところがはっきり分かれています。要らないところを機械に渡せると、担当者は判断のほうに時間を使えるようになりますよね。

すぐに導入しないとしても、何が自動化できて何ができないかを知っておくと、システムの話が出たときに動きやすくなると思います。

18. 図解 労務入門 人事の土台をゼロからおさえておきたい人のための「理論と実践」100のツボ

著:坪谷邦生, 著:岩田佑介, 著:古茶宏志
¥499 (2026/08/03 20:25時点 | Amazon調べ)
\最大5.5%ポイントアップ!/
Amazon
\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場

労務を100個のテーマに分けて解説する本です。「理論と実践」とある通り、手続きのやり方だけでなく考え方の部分にも踏み込んでいます。

5番のような手続きの本を一通りこなせるようになったあと、「なぜこの制度があるのか」を知りたくなった段階で読むと入ってきやすいと思います。

1テーマが短くまとまっているので、通して読まずに気になる項目だけ拾う読み方もできます。

19. 図解 採用入門 人事の根幹をイチから学びたい人のための「理論と実践」100のツボ

\最大5.5%ポイントアップ!/
Amazon
\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場

18番と同じシリーズの採用版です。

小さい会社だと、総務が採用も担当しているケースが多いですよね。求人を出す、応募者と連絡を取る、面接の日程を組む。ここまでは何とかなっても、どういう基準で選ぶかは会社ごとに決めるしかないところです。

そのあたりを整理するのに使える本だと思います。採用を任されたけれど何から手を付けるか分からない、という段階の方に向いています。

20. 社員がよろこぶ会社のルール・規定集101

著:有限会社人事・労務
¥2,970 (2026/08/03 20:26時点 | Amazon調べ)
\最大5.5%ポイントアップ!/
Amazon
\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場

会社の規程・ルールを101例集めた本です。

規程を1から作るのは大変ですが、他社がどういうルールを持っているかを見ると、自分の会社に足りないものが見えてきます。慶弔見舞金、資格取得の補助、在宅勤務の扱いなど、就業規則の本体には書かれない細かいルールですね。

そのまま使うというより、たたき台として使う本だと思います。社長から「何か福利厚生を考えて」と言われたときに開くと、話の材料が見つかります。

読み終えた本の置き場に困ったら

実用書は改訂が出ると古い版が手元に残ります。制度が変わった本を置いておくと、間違えて古いほうを見てしまうこともあるので、入れ替えのタイミングで処分してしまったほうがいいと思います。

総務・経理などの実用書専門の買取サイトがあるのをご存知でしょうか?

総務・経理・会計・税務などの実用書を専門に取り扱う買取サイト「専門書アカデミー」を「会社の古本を高価買取で効率処分する方法」で紹介しています。よかったらご覧ください。

なお、Kindle Unlimitedの対象になっている総務の本もあります。買う前に対象かどうか見ておくと、費用を抑えられる場合がありますね。

総務・経理の本のよくある質問

最初は何冊買えばいいですか?

まずは全体像がわかる本を1冊だけで十分だと思います。入門書は内容がかなりかぶるので、2冊買っても同じことを2回読むことになりがちです。1冊読んで、自分が担当する業務がはっきりしてから、その分野の実務書を足していくのがいいと思います。

電子書籍と紙、どちらがいいですか?

用途で分けるといいと思います。通して読む入門書は電子書籍でも困りませんが、様式の記入例が載っている手続きの本や、仕訳の事典のように引く本は紙のほうが使いやすいです。付箋を貼れますし、パソコンで作業しながら横に開いておけますからね。

会社の経費で買えますか?

業務に必要な本であれば、新聞図書費などで処理している会社が多いですね。ただ、会社ごとに承認のルールが違うので、購入前に上司に確認したほうが確実です。会社で買う場合は、請求書払いができるAmazonビジネスのような仕組みがあると、立替精算の手間が減ります。

古い版が家にありますが、買い替えたほうがいいですか?

制度に関わる部分が変わっていれば買い替えをおすすめします。特にインボイス、電子帳簿保存法、育児・介護休業法のあたりはここ数年で何度も変わっているので、その分野を担当しているなら最新版のほうが安全です。逆に、仕事の流れをつかむだけの用途なら、古い版でも大きくは困らないと思います。

本を読まずに、ネットの情報だけではダメですか?

調べ物はネットのほうが早い場面も多いです。ただ、ネットは自分が知っているキーワードしか調べられないという弱点があります。本を1冊通して読むと「そもそもこういう手続きがあったのか」に気づけるので、最初の1冊は本のほうが向いていると思います。

まとめ

総務・経理の本を20冊、担当業務ごとに整理しました。

選ぶときは、書店の棚の並びではなく自分の会社での担当範囲から逆算するのが一番の近道だと思います。そのうえで、改訂が続いているシリーズか、手続き系なら記入例が載っているかを見てもらえれば、大きく外すことはないはずです。

まずは全体像の1冊から。そのあと、担当することになった分野の実務書を足していく。この順番で揃えていくのがいいと思います。仕事のお役に立てれば幸いです。

タップできるもくじ