会社を経営している方や、これから法人を立ち上げようと考えている方のなかには、「どの銀行で法人口座を作ればいいのか」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
個人ではすでに住信SBIネット銀行を使っている、という方も少なくありません。
実際に私の周りでも「個人口座は住信で管理しているけれど、法人はメガバンクにした方がいいのかな?」と迷っている経営者をよく見かけます。
結論から言うと、メガバンクの口座は“信用の証”として残しつつ、日々の実務やコスト削減にはネット銀行を組み合わせるのが賢いやり方です。
特に住信SBIネット銀行は、利便性とコストのバランスがよく「プライベートでも便利だったから法人でも使いたい」と選ばれるケースが非常に多くなっています。
この記事では、
- なぜメガバンクの口座だけでは不十分なのか
- ネット銀行の法人口座が人気を集める理由
- メガバンクとネット銀行の具体的な比較
- 住信SBIネット銀行を追加するメリット
- 信用と利便性を両立させる方法
について、詳しく解説していきます。
よかったら追加の銀行口座選びの参考にしてください。
なぜメガバンクの法人口座が必要とされるのか

法人を運営するうえで、最初に銀行口座を開設する際、多くの経営者は「とりあえずメガバンクで」と考えます。
三井住友銀行や三菱UFJ銀行といった大手銀行の口座を持つことは、取引先や官公庁からの信頼性を示すうえで非常に重要だからです。
- 「この会社はしっかりしている」と思われやすい
- 補助金・助成金・融資などの申請で安心感がある
- 長年の歴史とブランド力で安心して付き合える
こうした理由から、会社設立時にまずメガバンクを選ぶケースは多いのです。
しかし実務ではコスト負担が重いメガバンク
一方で、経理担当者や経営者が日々の資金管理に使うとなると、メガバンクの口座は「高コスト・不便さ」が目立ちます。
- 振込手数料が高額(他行宛は400円以上かかるケースも多い)
- 月額利用料やサービス料が発生することがある
- 書類・窓口対応が煩雑で、時間がかかる
- ネットバンキングは充実してきているが、操作性や柔軟性でネット銀行に劣る
例えば、毎月50件の振込を行う場合、1件あたり400円とすると年間24万円のコストになります。
これがネット銀行なら半分以下に抑えられるケースもあり、差は歴然です。
ネット銀行の法人口座が選ばれる理由
そこで注目されるのが、ネット銀行の法人口座です。
メガバンクを「信用用」に残しつつ、ネット銀行を「実務用」に追加する企業が増えています。
ネット銀行のメリットは明快です。
- コスト削減:振込手数料が安く、年間数万円単位の経費削減
- スピード感:24時間365日取引可能。最短で翌営業日から利用できる
- 効率化:スマホアプリやクラウド会計ソフトとスムーズに連携
- 利便性:オンライン申込、来店不要で追加口座を作れる
経理の現場では「大量の振込」「残高管理」「承認フローのスピード化」が求められます。
その点、ネット銀行は圧倒的に便利で、経理担当者の負担を軽減してくれるのです。
主要銀行・ネット銀行の比較
それでは、メガバンクとネット銀行の法人口座を比較してみましょう。
銀行名 | 特徴 | 手数料・コスト | 使い勝手 | 弱み |
---|---|---|---|---|
三井住友銀行(Trunk) | 信用力+デジタルサービスを提供 | 振込手数料はメガバンク標準。月額利用料は無料 | ネット申込可、信用力大 | 審査がやや厳しい |
三菱UFJ銀行(BizSTATION) | 豊富な法人向けサービス | 月額基本料1,760円~、振込手数料も高め | Web申込可能、サービス充実 | 維持コストが大きい |
PayPay銀行 | ネット完結、維持費ゼロ | 振込手数料が安い | デビットカード付与、スマホ完結 | 大規模融資には弱い |
楽天銀行 | 同行振込が格安 | 他行宛150円~と安い | 来店不要、24時間対応 | 信用面では弱い |
住信SBIネット銀行 | コスト・利便性・資金調達力を兼備 | 振込手数料が安い、維持費ゼロ | アプリ完結、翌営業日利用可 | 特になし |
この表からわかるように、メガバンクは「信用力」、ネット銀行は「利便性・低コスト」に強みがあります。
では、その両方をバランスよく持つ銀行はどこでしょうか。
住信SBIネット銀行を追加するメリット

数あるネット銀行の中でも、住信SBIネット銀行は追加口座として特におすすめです。
- 振込手数料が安い
→ 経費削減につながる。振込件数が多い会社ほど効果的。 - 最短翌営業日から利用可能
→ 急ぎで追加口座を作りたいときにも安心。 - 法人口座アプリが便利
→ スマホで残高確認・振込承認ができ、テレワーク環境でも柔軟に対応可能。 - 決算書不要で最短当日借入可能
→ 創業期以外でも資金繰りに強く、急な出費にも対応。 - デビットカード付与
→ ネットショップでの備品購入や経費精算に便利。
つまり「コスト削減」「利便性」「資金調達力」を兼ね備えたバランスの良いネット銀行なのです。
結論:メガバンク+住信SBIネット銀行の併用がベスト
- 信用・体裁:三井住友銀行や三菱UFJ銀行の口座を持つことで信頼性を担保
- 実務効率・コスト削減:住信SBIネット銀行を追加することで経理をスマート化
この「二刀流スタイル」によって、会社経営に必要な信用と、日常業務で求められる効率性を同時に実現できます。
「信用力はメガバンク、実務は住信SBIネット銀行」これが、合理的で賢い選択です。
住信SBIネット銀行の法人口座を今すぐチェック
もし追加口座を検討しているなら、まずは住信SBIネット銀行
を候補にしてください。
振込手数料の削減、スピード開設、アプリ完結など、法人経営に直結するメリットが数多く揃っています。