私は20代の頃に、人から言われた一言が、ずっと気になっていました。
「経理や総務の仕事って、(その会社独特の業務が多いので)、つぶしがきかないんじゃない?」
そう思う面もあったり、自分自身が優柔不断なこともあり、あまり転職をすることもなく今まで来ました。
今回、私自身が実際に転職できたので、「総務・経理はつぶしがきく仕事」と言えます。
どうすれば、つぶしがきくのか?転職できるのか?あたりをまとめたいと思います。
とにかく次の仕事探したいというひとには総務・経理専門の転職求人サイトを紹介した記事がオススメですので、よかったらご覧ください。
- MS-Japan
- ジャスネットキャリア
- NO-LIMIT
- ヒュープロ(東京エリア)
- BEET-AGENT (関東エリア)
- リクルートエージェント
- ランスタッド
- Remoful(リモフル)
総務・経理はつぶしがきかくか?
総務・経理がつぶしがきくという理由を「採用側からみて」と「私自身の経験」の二つからまとめたいと思います。
採用担当から見た総務・経理のつぶしがきく人の条件
総務・経理の採用を長年してきた経験から次の条件に多く当てはまる人が転職に有利、つまりつぶしがきく人です。
- 年収が高い求人には、管理職経験のある人
- 年収が低い求人には、経験と希望年収が見合う人
- 転職先の業界経験がある人
- 転職先のソフト・環境の経験がある人
つまり、自分自身の経験にあう仕事をみつけることが出来れば、転職はできると思います。
要は、いかに、求人を探し、転職先を見定めるかです。
私自身の経験
私自身、総務・経理で、転職しました。
30件くらい応募して、面接案内が来たのは4件、内定は2件でした。
私自身の経験でいえば、つぶしがきくと言えます。
では私が実際どうやって転職したかをまとめます。
転職の背景~これまでの経歴~
まずは 転職をする経緯を書きます。
13年間勤めた会社を辞め、総務経理以外の職を転々としていた私は、体力的な面や技術的な面も含めて、総務経理の仕事がやはり一番自分に向いている、 自分の仕事として一番良いのではないかという結論に至りました。
ただ、ブランクがあるので、いきなり正社員は難しいのではないかと思ってパートで探すことにしました。
アルバイトではすぐ見つかることができ、1年ぐらい、パートで総務や経理をしていました。
収入的には正社員がいいのですが、個人的諸事情で不定期に平日休みたい、という理由があり、これまではアルバイトしかないかなと思っていました。
転職のやり方・検索方法など
転職の方法としては、
- 転職サイト
- 転職エージェント
- ハローワーク
- コネ
などがあると思います。
一番楽なのはコネですが、自分の希望と一致しない事が多い事や紹介者の手前辞めづらい、などで外しました。
転職サイト~採用担当者向けのページから特徴を知る~
インターネットで検索すると山のように出てきます。
どのサイトが自分の目的の転職に近いか、選ぶときに参考にしたのが、広告代理店の広告主向け・スポンサー向け、つまり採用担当者向けのページです。
「転職、会員数、比較、広告」など組み合わせて検索できます。
広告主は、どの媒体に求人を出せば、どんな人材の応募が来るかの統計データを知りたいものです。
そこで、会員数の比較や年齢層、地域の特色などを知ることができます。
(特に私の場合、40代の転職なので、20.30代はどのサイトでもあるのですが、40代以上となるとサイトによって得手不得手があり、そこを知りたかったのです)
そこで40代以上で見込みがありそうだったのが主に以下のサイトです。
検索した結果を特徴とともにまとめます。
- マイナビ 会員数608万 45歳以上8%、50歳以上10%(大卒がおおい)
- エン転職 会員数800万 45歳以上8%、50歳以上5%
- 日経キャリアネット 会員数22万 45歳以上28%(ただ、有名大卒が多い)
- イーキャリア 会員数140万 45歳以上12% 50歳以上15%
逆にdodaは会員数は多いけど、45歳以上は少なく私の世代には無理な様子です。
その他、indeedは、欠かせませんが、上のサイトからのリンク掲載も多く、重複するので使い方に工夫が必要です。
また、代理店がないので上のデータにはないですが、リクナビは絶対かかせませんね。
転職エージェント
転職サイトが自分で転職先を探すのに対して、転職エージェントは、自身の希望に見合う会社を紹介してくれます。
世の中の会社の求人情報を自分一人で把握するのには限界があり、第三者に紹介してもらう方が早いケースは多いです。
また、特定の目的の求人を探す際も欠かせません。総務・経理・管理職限定の「MS-Japan」や、600万以上の年収の有名な「ビズリーチ」などは有名です。
ハローワーク
思ったよりいいなと思ったのがハローワークです。
昔の様にハローワークへ行かなくてもインターネットで検索できるので、検索していいのがあればば申し込むのもいいと思います。(例えば、火曜日休みの会社を探せるなど)
特に、地方や中小企業でもOKと考えている方は、検索サイトでは集まらない、各地域の求人が集まるのでいいと思います。
ネットで探しても自分が望む会社が見つからない、、、どの転職サイト見ても同じ会社ばかり、、、、私も転職活動した時そう感じました。
無職という訳にもいかないし、とりあえず(妥協して)応募しとくか、、
ちょっと待ってください、会社探しの段階で妥協してはダメです!
例えば、「リクルートエージェント」で探してみましたか?
「リクナビNEXT」などの通常の転職サイトとは異なり、エージェントの場合文字通り、自分の代わりに自分に合う会社を選んでくれることはもちろん、そもそも、このリクルートエージェントのエージェントサービスは登録しないと閲覧できない求人が多いのです!(ちなみに、リクルートエージェントの非公開案件10万件らしいです)
是非リクルートエージェントを活用して、自分にあう会社探しを加速しましょう!
公式サイト リクルートエージェント
応募方法や面接に至るまでの流れ
転職サイトの場合、まず会員登録をしてからそれぞれの企業へ申込ます。転職サイト毎に履歴書・職務経歴書を登録するのは大変手間ですが、一度登録すれば、各企業への申し込みは数クリックで済むので便利です。
転職エージェントの場合は、転職エージェントの会社もしくはリモートで面接をしてから会員登録。その後、その人に合った求人情報を紹介してもらうケースが多いと思います。
私の場合、転職サイトは6社、転職エージェントは4社登録してました。応募件数は今回は30くらいで、面接案内が来たのは4件です。
面接の流れ
面接は3社受けましたがそれぞれやり方が違いました。
- 一社目は3次面接まであり、それぞれ面接担当者が違いました。筆記試験とかはなく、面接だけで全ては終わりました。(一応内定もらいました)
- 2社目は一回の面接のみです。社長、現場担当、役員など4~5人出席。これは中小企業で多いみたいです。(内定もらい、この会社に決めました)
- 3社目は、筆記試験と面接が2回あるタイプです。これは中・大会社に多いようです。(面接受けた後でかなりブラックだとしり、合否が出る前に辞退しました)
転職して良かった点・悪かった点
良かった点
転職して、収入は以前の正社員時代よりは若干下がるものの、パート時代の2倍以上になり、残業もない職場なので、以前よりは生活は楽になりました。
ただ、転職して良かったというよりは目的通りの転職ができれば前回よりは良い職場に移ることになります。
状況によりますが、在籍中の転職は総じて満足度が高くなるのではないかと思います。
問題はどこで妥協するかという点になるので、ある程度年齢がいくと譲歩しない転職をすべきだと思います。
つまり、経験を安売りしない。(もちろん、今は仕事がなくてとりあえず収入が欲しいなどの場合は仕方ない面がありますが、、、)
それ以外のことで言えば、人間関係がリセットできたりとか、新しい知識が入って、新しい業界のことが学べたりするというメリットはあります。
苦労した点・悪かった点
まず、30社前後応募して、3社面接、2社内定という結果なので、働きながらだと、とにかく時間がとられるのがしんどかったですね。
総務・経理業務というのは、大なり小なりその会社特有の業務があるので、前の会社の知識はある程度無駄になってしまいます。そこが一番のデメリットですね。
逆に他の会社ではこうだという点で提案をすることも利点としてできるので、そこを利点に変えるのも、アリだと思います。
またやり方が違うということは、そのやり方を誰かに教わるケースが多く、経験があるからと言って許されるわけでもなくゼロからのやり直しになります。
そういった意味では精神的にはキツイかな思います。(年をとればとるほど)
また、一般的に、総務経理の業務は信用を大切しているので、転職回数は少ない方が良く、転職をすること自体はデメリットになります。つまり、転職先をたくさん探してじっくり選び、転職の回数は少なくしましょう。
- MS-Japan
- ジャスネットキャリア
- NO-LIMIT
- ヒュープロ(東京エリア)
- BEET-AGENT (関東エリア)
- リクルートエージェント
- ランスタッド
- Remoful(リモフル)
結論:決め手は転職活動を「効率化できる」サイト選び
冒頭で話した「総務経理はつぶしのきく仕事か?」は私自身転職できたので「yes」ということになります。
今回転職で大切だと思った点は下の2点です。
- より多くの転職サイト・エージェントに登録し、検索件数を増やし申込件数を増やす。
- 自分自身という商品の価値を信じ営業(応募)し続ける
転職は出会いのひとつです。
とにかく、多くの相手と会わないと自分と合うかどうかわかりません。
でも、転職活動を長期間行うのはしんどく、時間は有限なので、自分の希望に沿う求人を用意してくれるサイト・エージェント選びがポイントとなります。
以下に私が転職活動で使った転職サイトをあげてますので、今転職を考えている方はもちろん、転職を考えていない人も登録しておけば、自分の希望に合うスカウトメールが来るので、今の仕事がいいかどうかの判断材料として登録されてはいかかでしょうか。
登録すべきバックオフィス特化型転職サイト~一般転職サイトにはない魅力~
経理や総務などのバックオフィス専門の転職サイトはサイトの数は少ないのですが、取り扱う案件の質の高さや数ではマイナビなどの他のサイトと同等以上となり、欠かせません。
例えば、40,50代の男性が、同じ総務経理といっても、電話の取次ぎや営業アシスタントとのような業務を探すケースは少ないと思います。そういう一般事務系の仕事はある程度絞られているので、転職活動の効率化が図れます。
今回は、そんなバックオフィス専門から「MS-Japan」「ジャスネットキャリア」の2社を取り上げたいと思います。
MS-Japan
このMS-Japanは、経理・財務・人事・総務・法務・会計事務所・弁護士・公認会計士・税理士などに特化した人材紹介会社です。
私の知る限り、総務経理系に特化した転職サイトは少なく、ここを含め数社ぐらいです。総務経理、かつ、管理職希望の方は登録しておいて損はないと思いますよ。
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ジャスネットキャリア
このジャスネットキャリアは5000社以上の取引実績があり、この専門サイトでは老舗ですね。
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その他の一般転職サイトも活用
経理、総務専門ではないものの、利用した転職サイトで良かったサイトをご紹介します。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは求人数、転職支援実績、顧客満足度でも国内有数です。
特徴は以下の通りです。
1.強みを発見キャリアアドバイザーが、面談を行う中でお客様自 身まだ気づかれていない強味を発見します。
2.非公開求人の紹介転職市場の動向、過去の事例などを考慮し、非公開求人も含めた多数の求人の中から最適な求人を紹介します。
3.企業へのアピール職務経歴書や面接のアドバイスを行うだけでなく、キャリアアドバイザーからも企業にお客様の強みをアピールします。
ランスタッド
ランスタッドはハイクラス転職で有名な転職エージェント。
ハイクラスというのは収入だけでなく、今よりより良い職場へという感じで私はとらえています。
ランスタッドでは少数精鋭の敏腕コンサルタントが、専任担当者として、スキルや経験だけでなく、中・長期的なキャリアプランも見据えた最適な求人を提案するのが特色。
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